用法と用量

・成人（20歳以上）が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布してください。

・ツゲイン2には、スポイトとスプレーの2つのパターンの使用方法があります。

①外側の蓋を外し、内側のキャップを開けます。
以降の使用方法は、スポイトの場合は②、スプレーの場合は⑤

＜スポイトの場合＞

②スポイトを容器の中に差し込み、1mlのラインまで薬液を吸引します。
③スポイトを取り出し、頭皮の気になる部位に薬液を滴下します。
④滴下した薬液を自身の指で塗り広げてください。

＜スプレーの場合＞

⑤スプレー用のアプリケーターを容器に装着させます。
⑥頭皮から4～6cm程度の距離から噴霧してください。（スプレー1回のプッシュで約0.2ml噴霧できます）
⑦1回1ml使用するので、合計5プッシュ程度この工程を繰り返してください。
⑧スプレーした薬液を自身の指で塗り広げてください。

併用して相乗効果のある薬剤（L-リジン以外は男性のみ）

・フィナステリド製剤（プロペシア、フィンペシア、プロペストライド、フィナックス、フィンカー、プロスカー等）

・デュタステリド製剤（ザガーロ、アボダート等）

・L-リジンサプリメント

日本のクリニックなどで手に入れる場合

日本では、ツゲイン2のようなミノキシジルの含有する脱毛症治療薬を病院から処方してもらうことができません。

しかし、薬局やドラッグストアではミノキシジルを含有する市販薬リアップリジェンヌを購入することができます。

日本の薬局やドラッグストアで、リアップリジェンヌを購入するのにかかるおおよそのコストは、1本6,500～7,500円です。

・使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止してください。

・頭皮の発疹・発赤（頭皮以外にあらわれることもあります）、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感等

これら以外にも、副作用を起こすおそれがあります。

ツゲイン2を使用して、何か気になる症状があれば速やかに医師・薬剤師に相談するようにしてください。

妊娠中・授乳中の方は、ミノキシジルの外用薬であれば妊娠への影響は少ないとされています。内服薬は安全性が確立されていないため、服用をお勧めしません。

＜してはいけないこと＞（守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こったりする可能性があります。）

次の人は使用しないでください。

・本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。

・未成年者（20歳未満）。［国内での使用経験がありません］

・壮年性脱毛症以外の脱毛症（例えば、円形脱毛症、甲状腺疾患による脱毛等）の人、あるいは原因のわからない脱毛症の人。［本剤は壮年性脱毛症でのみ有効です］

・脱毛が急激に起こった人、髪が斑状に抜けている人。［壮年性脱毛症以外の脱毛症である可能性が高いです］

＜相談すること＞

次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談してください。

・今までに薬や化粧品などによりアレルギー症状（例えば、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等）を起こしたことがある人。

・高血圧の人、低血圧の人。［本剤は血圧に影響を及ぼす可能性が考えられます］

・むくみのある人。［むくみを増強させる可能性が考えられます］

・家族、兄弟姉妹に壮年性脱毛症の人がいない人。［壮年性脱毛症の発症には遺伝的要因が大きいと考えられます］

・高齢者（65歳以上）。［一般に高齢者では好ましくない症状が発現しやすくなります］

・次の診断を受けている人。

・甲状腺機能障害（甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症）。［甲状腺疾患による脱毛の可能性があります］

＜用法関連注意＞

・目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合には眼科医の診療を受けてください。

・薬液のついた手で、目などの粘膜にふれると刺激があるので、手についた薬液はよく洗い落としてください。

・アルコールなどに溶けるおそれのあるもの（メガネわく、化学繊維等）にはつかないようにしてください。

・整髪料及びヘアセットスプレーは、本剤を使用した後に使用してください。

・染毛剤（ヘアカラー、毛染め、白髪染め等）を使用する場合には、完全に染毛を終えた後に本剤を使用してください。

・ツゲイン2は、高温・多湿を避けて涼しい場所で保管するようにしてください。

・安全のため、子供の手の届かない場所で保管するようにしてください。

シプラ

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